妊娠中の口のなかのトラブル

虫歯に関する治療

妊娠中にできる虫歯治療はどんなものがあるのでしょうか。

歯を削る治療は問題なくできます。
治療しないと、痛みによるストレスがでてきますし、放置することで赤ちゃんに悪い影響が出てくる可能性もあります。

神経を抜かないといけないような、ひどい虫歯の治療も心配はいりません。
後ほど詳しくお伝えしますが、麻酔を使う治療になりますが、赤ちゃんへの影響はありません。

抜歯も麻酔を使う点では心配いりませんが、抜歯後に抗生物質や鎮痛剤を飲まなくてはいけません。
また、傷口が治るのにも時間がかかり、特に親知らずの抜歯ですと傷口が大きくなりやすいです。
影響がでない薬の処方はしてもらえますが、抜歯の時期については歯科医としっかり話し合た方がよいでしょう。

産婦人科の側の意見

歯科と産婦人科は全く別の診療科目です。
産婦人科の先生は歯科治療についてどのように考えているのでしょうか。
2017年にとられたアンケート結果によると、90%以上の産婦人科医が「妊娠期間の歯科治療に問題ない」と答えています。

ただし、そのうち半数以上の産婦人科医が妊娠時期や麻酔や薬剤に注意は必要と、条件を付けています。
また、歯周病や虫歯が切迫流産や早産を招く可能性があるという意見を持つ産婦人科医もいますので、妊娠中に治療の必要性を感じたのであれば、早めに相談した方がよいかもしれません。
逆に、おなかが大きくなると長時間同じ姿勢で横になることで低血圧になる可能性や、つわりのある時期はさけた方がいいという産婦人科医もいるようです。